人文社会科学部「政治学ゼミ」学生が、静岡市の選挙投票率向上のための調査報告書を発表
人文社会科学部 政治学ゼミ(井柳美紀教授)は静岡市と連携し、「なぜ投票に行かないのか」原因を分析するための調査研究を令和5年5月より行っています。
8月2日に開かれた静岡市選挙管理委員会の会議で、政治学ゼミの学生が調査結果と投票率向上に向けたアイデアを発表しました。
発表では、若者の投票率が顕著に低く、直近の20代の投票率は市議選?市長選ともに20%台で、どちらも70代との差が35%程度ある、など静岡市の投票率を多角的観点から分析。
「若年層向けの啓発活動が特に重要である」などと指摘しました。
投票率向上のためのアイデアとして
?高校や大学で、現役議員と対話できるイベントの開催
?投票すると割引が受けられる制度の導入
?ショッピングモール等、便利な場所への共通投票所の設置
などの取り組みを提案しました。
静岡市の投票の現状を学生の視点で分析した報告書「目で見る投票率~静岡市版~」は、7日より静岡市ウェブサイトで公表されています。