静岡大学超領域研究推進本部「 第11回超領域研究会」を開催しました
静岡大学超領域研究推進本部は、平成29年12月8日(金)に「第11回超領域研究会 」を静岡大学浜松キャンパスの佐鳴会館において開催しました。
超領域研究会は、本学が中期計画に定めている重点研究3分野(光応用?イメージング、環境?エネルギーシステム、グリーンバイオ科学)を越えた、異分野の連携?融合による新研究領域の開拓を推進する活動の一環として平成23年度から毎年開催しているもので、今回の研究会では、重点分野の研究発表の他、平成30年4月に開設を予定している浜松医科大学との共同教育課程(博士課程)光医工学共同専攻の紹介が行われ、他大学、関係企業、本学の教職員?学生含め54名が参加しました。
当日は石井潔学長の開会挨拶の後、超領域研究推進本部長である木村雅和理事(研究?社会産学連携担当)より挨拶があり、続いて、千葉大学羽石秀昭フロンティア医工学センター長より「マルチモーダル計測医工学-複数モダリティの統合?連結の試み-」と題し基調講演がありました。
その後本学教員と学生による重点研究分野に関連する研究発表があり、研究会の後半では、原和彦創造科学技術大学院長から光医工学共同専攻の概要説明があった後、本学と浜松医科大学の共同専攻専任教員による研究発表、カリキュラム及び入試に関する説明がありました。
最後に超領域研究推進本部統括の齋藤隆之教授から、閉会挨拶が述べられ、盛況のうちに終了しました。
○研究会の内容
開会挨拶 (石井潔学長)
本部長挨拶(木村雅和超領域研究推進本部長/理事(研究?社会産学連携担当))
基調講演 千葉大学 羽石秀昭 フロンティア医工学センター長?教授
「マルチモーダル計測医工学 -複数モダリティの統合?連結の試み-」
研究発表
木村浩之 グリーン科学技術研究所 教授
「温泉メタンを利活用したエネルギー生産と純国産ものづくり」
原 正和 グリーン科学技術研究所 教授
加藤直樹 創造科学技術大学院1年
「地球温暖化に対応した農業資材の開発研究」
光医工学共同専攻概要説明(原和彦 創造科学技術大学院長)
光医工学共同専攻専任教員による研究発表
三村秀典 電子工学研究所長
「電子ビームを用いた光医工学用の新規光源の研究」
佐々木哲朗 電子工学研究所 特任教授
「テラヘルツ波を用いた光医工学研究
- 分光スペクトル測定による医薬品結晶性評価 -」
浜松医科大学 星詳子 教授
「ヒト生体光イメージング」
浜松医科大学 中村和正 教授
「高精度放射線治療等の技術開発?予後因子の解明」
光医工学共同専攻カリキュラム説明(川田善正 工学部長)
光医工学共同専攻入試案内(猪川洋 電子工学研究所教授)
閉会挨拶(齋藤隆之統括)