青森から本物のリンゴ50種が大集結! 川根本町の「庭の果樹」との比較から中山間地域の活性化を考える公開講座を開催
園芸イノベーション学研究室(農学部)では、川根本町久野脇で地域活性化に取り組む「くのわき未来の会(KM会)」と3年間にわたり協働し、庭の果樹に関する3冊の「聞き書き」雑誌「くだもの縁結び」を発行してきました。「聞き書き」は一見価値のないと思われる必ずしも「甘く、きれいで、おいしく」ない、庭の果樹に新たな価値を見出す活動の一つです。
一方、50種類のリンゴは共同研究先の青森県にある弘前大学藤崎農場で収穫されたものです。50種の中にはもちろんおいしいリンゴもありますが、酸っぱくて生で食べられなかったり、柔らかくてまずかったり、色も様々、中には果肉が赤いリンゴもあります。ただ、このようなリンゴも使い方によっては様々な活用の方法があるのです。
本講座では、リンゴの多様な活用の仕方を、久野脇の多様な「庭の果樹」の可能性に重ね、様々な果物を住民自身が見て、聞いて、嗅いで、触って、食べて、比べ、中山間地域である本地域を活性化する方法のヒントを探ります。
是非とも取材いただき、紙面、番組等でご紹介くださいますようお願い申し上げます。
開催日 |
2022年12月03日(土)
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時間 | 13:00~16:00 |
場所 | 久野脇コミュニティ防災センター (静岡県川根本町久野脇237) |
イベント詳細 | 【講師】 静岡大学農学部 教授 松本和浩/修士1年 井関早弥香?中込光穂 【内容】 ①リンゴの歴史、品種や活用の多様性についての講座 ②「庭の果樹」についての聞き書き活動の報告 ③住民の果物についての思い出を振り返るワークショップ ④茶歌舞伎の技法を使った、リンゴと久野脇の庭の果樹の種類当てクイズ(試食) ⑤リンゴや庭の果樹の実物を使った解説 静岡はもちろん、全国や全世界でもめったに見られない、50種類ものリンゴが一堂に会する風景は壮観です! |
申込み方法?問い合わせ先:
静岡大学農学部 松本和浩
TEL:054-238-5149
E-mail:matsumoto.kazuhiro[at]shizuoka.ac.jp
※[at]を@に変更してご利用ください。