第17回しずおか哲学カフェのご案内
開催日 |
2021年12月04日(土)
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時間 | 15:00~18:00(受付開始:14:50~) |
場所 | Zoomミーティング(URLは申込みをされた方にお知らせします) |
参加費 | 無料 |
イベント詳細 | 参加申込みは こちら 【問合せ先】 堂囿俊彦(学術院 人文社会科学領域) dozono.toshihiko[アットマーク]shizuoka.ac.jp テーマは「愛とは何か」です。 どなたでもご参加いただけます。 お気軽にご参加ください。 |
愛とは何か
愛とは色々な場面で使用される。歌でも、小説でも、普段の会話の中でも、様々な場面で愛という単語が出てくる。どうやら愛とは様々な側面を持ち、人によって様々な解釈をされているもののようである。
さらに私たちは時々、自分の行動や他人の行動に対して、愛を見出すことがある。例えば、病気の子どもを看病し続ける行為や、恋人にサプライズプレゼントを用意する行為、熱量のこもったアイドルを推す活動、ボランティアの災害救助活動など、関係性も対象も行為も全然違うのに、愛という言葉が使われることがある。そしてそれを、愛と思う人もいれば、愛と思わない人もいる。愛とは一体、何なのだろうか。
愛について立ち止まり考えるために、今回は「受け入れる」という観点から愛を考えてみたい。例えば、注意を聞き入れようと思えたり、喧嘩してでもぶつかろうと思える人もいれば、そうは思えない人もいる。また、面倒をよくみてくれている人からの忠告は従ってみようと思うが、そうではない人の忠告は聞く気になれない。ここに見られる「受容的な態度」と「無関心?反抗的な態度」の違い、この背景にあるものこそ愛なのではないか。今回のファシリテーターはこのように考えている。
そんなものは愛ではないと考える人もいるであろう。そうであれば、どういったものを愛と呼ぶのか、また、それはなぜなのだろうか。様々な場面で使用されているからこそ捉えることが難しくなってしまったようにも思える愛について、参加者とともに紐解いていきたい。
(文責?ファシリテーター:國弘 彩)